Futureship1999
Making the road
〜交流を通して開ける あなたの未来〜

<意義〜なぜ京都で?〜>

ある人は言った。「社会を変えるのは、為政者でも軍人でもなく、青年である。社会的名誉も責任もない、無名の青年である。」
この言葉からも分かるように、今後最も大きな可能性を秘めているのは青年、言いかえれば学生という位置にある人だ。学生は磨けば光る、いわば原石である。つまり関西の中で最も学生が多いといわれる京都は原石の宝庫なのである。その割には、主体的活動をしている学生は少ないように思われるそこで今回、学生の主体的意識を啓発することによって、学生を活性化するべく、あえて京都で行うことにした。ベンチャー発祥の地である京都をより活性化することによって、未発見の原石を発掘したい。そしてその原石を磨くためにも、縦と横のネットワークを確立する必要がある。

<意義〜なぜ今?〜>

1990年代に入ってバブルが崩壊し、リーディング産業が伸び悩んでいる。大企業すら倒産し、終身雇用制も実質的に崩壊した今、対社会的に活動する人すべてに個々の能力が問われている。それに伴い学生間でも主体的活動が叫ばれるようになった。調べてみた結果、各地で様々な学生団体が誕生してはいるものの、団体同士の横のつながりが希薄なため、十分な活動ができていない。関西にも、環境・福祉・インターンシップなど様々な分野の団体が活動しているが、分野ごとのつながりはあっても、その枠を超えた交流ができていないため、小規模な活動にとどまっている。そこで我々は、主体的に活動したい、またはしようとしている学生および団体のために、よりスムーズに活動の実現ができるよう、全国的な学生ネットワークを作る必要があると考えた。
        

<目的>

京都を関西の学生の活動拠点とする。
今回の交流会で我々は、関西を中心としたネットワークを形成する。
ホームページを作成し、今回集まっていただいた団体同士での意見交換の場とする。
今後の活動をする時の広報手段のひとつとして、そのホームページを利用できるようにし、企画を実行にうつしやすくする。
学生の内に様々な活動を経験することによって、今後社会で第一線を担う人材を育成する。

<目的達成には?>

学生及び団体同士が深い交流をもつ。 それぞれの団体のトップで学生サミットを発足。定例会議はネット上で、半年に一回全体会議を開く。
広報や定例会議等の連絡機関としてHPを作成する。

<対象>

関西を中心に社会的活動(インターンシップ・地域活性・環境・福祉等)をしている団体、また関与したいと考えている学生の中で、
・やりたいことはあるが、具体的にどうしていいか分からない
・今後活動範囲を拡大したい
・同じ志を持つ仲間を作りたい
・異分野の団体と交わることにより自分の新しい可能性を発見したいという学生。
 

<日時>

1999年 12月18日(土)〜19日(日)
(第1部)学生団体の集い 13:00〜17:00
(第2部)夜明かし討論会 21:00〜翌朝

<成功へのプロセス>

10月〜11月中旬
学生団体への交渉 スタッフ自ら、団体へ出向き今回の企画の趣旨、目的を説明。理解を示してくれた団体には参加を依頼し、他団体を紹介してもらう形で、参加数を増やす。

学生への広報
広報用のビラを作成し、立命および他大学でのビラの配布、掲示。電話、E-mailにより申し込みを受けつけ、12月上旬に参加人数を把握するために一度申し込みを締め切る。加えて、たて看板、馬看板を作成して広報を行う。

マスコミ・情報ツールの利用
新聞・ラジオ等のマスコミへ行き、広報を依頼。また、HPを作成しそこで情報の公開、参加の募集を行う。

11月下旬
京都大学コンソーシアムの行う、アントナプレナーイベントに参加しブースによる広報を行う。 12月上旬
参加団体、学生にもう一度参加の意志を確認し、正確な人数を把握する。 最終追い込み広報。リハーサル・準備。

12月18,19日 当日

<当日のタイムテーブル>

第1部
12:30 開場(受け付け:パンフレットと名札の配布)
13:00 開会式(交流会代表の挨拶、大まかな流れの説明)
13:15 プレゼンテーション(各団体がどのような活動を行っているのかの紹介。一団体約3分。)
14:40 交流会(フリータイム。確実に話したい団体と話せるように、各団体ごとにブースを設ける。個人参加の方はブースなし。ブースにいる方以外は、自由に交流。)
15:40 FUTURESHIP(内容の欄参照)
17:00 閉会式
17:20 第1部終了
宿泊施設との関係上一般学生はここまでとする。

            第2部
18:00 夕食会(立命館大学諒友館食堂にて。)
19:40 移動(市バスで嵯峨野セミナーハウスに移動。)
21:00 夜明かし討論会
・団体のリーダー:第1回学生サミットを行い、今後の具体的な活動方針や、HPのことについて話し合う。
*運営委員も決める。
・その他の人:次に何かをするときのメンバー募集や、これからお互いにどういった点で協力できるか、具体的に話を煮詰める。
翌朝  10:00  解散

<内容>

第1部 プレゼンテーション
まず初めに各団体がどのような活動を行っているのかを他団体及び学生に知ってもらうため、プレゼンテーションを、ステージの上で一団体約3分で行ってもらう。ここでどういう団体があるのかということを把握してもらい、交流会での意見交換の参考にしてもらう。
*プレゼン用のレジュメは、事前にメールで送ってください。
締め切り12月11日(A4両面1枚)
ps040992@sps.ritsumei.ac.jp

FUTURESHIP
今までは個人で交流していた時でも団体としての個人として接する場面のほうが多いのが事実です。やはり、団体として聞きたいことと、個人として聞きたいことでは違うと思います。そこでここでは団体から離れて一個人として色々な方とより深い交流をして、今後につなげてください。具体的には同じ団体同士で固まらないよう配慮し、1グループ5人ぐらいにわかれ、自分たちの今後の活動について話し合い、活動している分野の違う学生同士でどんなことができるかを考え発表してもらいます。それらの企画は第2部の学生サミットに持ち込んで、具体化させていこうと思います。

第2部 学生サミット
交流会の時のみならず交流会後も団体同士のネットワークの継続をはかっていくために、各団体のリーダーを集め、今後学生団体が動きやすい状況をいかにして創るかを話す機関。

当日の論題
・今後の学生サミットの運営及び役割について。
・交流会後の意見交換の場となるHPを誰が作成し、管理するかについて。
・FUTURESHIPであがった企画の可能性について。

HPの意義
1.会議室を設けて意見の交換が行えるようにする。
2.各団体の紹介、HPへのリンクをはる。
3.各団体のイベント告知のための掲示板を作る。

<構成別の目的>

第1部
プレゼンを聞くことによって各団体の情報をインプットし、交流会で意見の交換をすることによってお互いの可能性を探り、FUTURESHIPで協力して何かを創ることによってアウトプットする。この3段階を踏むことによってより深く交流し、一般学生には多くの知識及び刺激を受けてもらい、今後の活動へのステップにしてもらう。また、学生団体には一般学生の意見を聞く場、及びさらなる第2部への足がかりとしてもらう。

第2部
学生サミットを開催することにより、今後のネットワーク形成をより確実なものとし、夜通し語り合い団体と団体というレベルから、個々と個々というレベルまでお互いをさらによく知ってもらうことによって、今後の団体同士の活動を円滑にすすめれるようにする。

<立命館大学へのアクセス>

【衣笠キャンパスへの主な交通機関】
阪急電車西院駅から
市バス快速202号、快速205号にて「立命館大学前(終点)」下車(約20分)

阪急電車大宮駅から
市バス55号にて「立命館大学前(終点)」下車(約20分)

JR二条駅から
市バス15号、55号にて「立命館大学前(終点)」下車(約15分)

JR・近鉄京都駅から
市バス50号にて「立命館大学前(終点)」下車(約35分)
市バス快速205号にて「立命館大学前(終点)」下車(約35分)

京阪電車三条駅から
市バス15号、59号にて「立命館大学前」下車(約30分・15号は終点)

四条河原町駅から
市バス51号にて「立命館大学前(終点)」下車(約40分)
京福電車等持院駅から徒歩10分